適度な運動をする

自立した生活を送るために必要な筋力維持の為、適度に運動をしましょう。

運動には、健康・体力づくりと生活習慣病の予防などに効果があることが知られていますが、どんな運動をどのくらいすれば良いかといったことで、構えてしまうとなかなか実行することができないものです。
 
健康づくりのための運動は、息を切らしてするようなものではなく、話をしながらでも楽しくできる「早歩き」程度の運動を指しています。

このような運動は、特別に時間をつくらなくても生活の中で無理なく継続して行うことができ、安全で効果的な健康づくりになります。
 
科学技術の進歩とそれに伴う自動化・機械化は国民の生活を豊かにし、便利になりましたが、一方では身体を動かすことが減少した結果、運動不足が原因となる肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などが増加し、体力の低下が問題になっているなかで、「早歩き」程度の運動の必要性が高まっています。

運動には、次のような効果があります。
肥満の解消や予防に役立ち、生活習慣病の予防になる。
体力を維持・向上させる。
体の働き(生理機能)を良くする。
ストレスの解消に役立つ。
運動は、汗を流す喜びを与え、
体力の向上によって健康観を充実させ、
日常生活のストレスから解放する効果を持っているといわれています。
 
また、家族や地域社会の人々とともに運動やスポーツを楽しむことは、家族の絆を深め、友人をつくる機会などを与えてくれます。
 
最初は無理のない範囲から、毎日少しずつ続けて健康と自立に必要な体力づくりを心がけましょう。